華々しいデビュー
ISSA,KEN,YUKINARI,SHINOBUの沖縄出身の4人で構成されたダンスボーカルユニット
「DA PUMP」は1997年6月11日「Feelin’ Good -It’s PARADISE-」でデビューを果たす。
デビュー時から抜群の歌唱力を披露するISSAにメンバー全員の高いダンススキルに注目を浴びる。
その後もヒット曲を連発し、1998年にDA PUMPにとって初めての全国ツアーで「日本武道館」のステージに立ち、同年末には「紅白歌合戦」に出場する。その後も2002年まで5年連続で紅白歌合戦に出場する。
2000年にリリースされた3枚目のアルバム「BEAT BALL」では初のオリコン1位を獲得し、同年リリースされた12枚目のシングル「if…」自身最大のヒットソングとなる。2001年にリリースされたDA PUMP初のベストアルバム「Da Best of Da Pump」はミリオンセラーを記録し日本の音楽史に歴史を刻む。
セルフプロデュース時代
2003年には自身初の作詞、作曲を行った「Night Walk」をリリースするとその後もセルフプロデュース作品をリリースし、2004年にリリースされた「疾風乱舞-EPISODE 2-」をリリース。彼ら自身が様々なジャンルの音楽を聴き、様々なジャンルのダンスを踊る事もあり1つ1つの楽曲に様々な色を見せつけており、新しいDA PUMPを披露する。
メンバーの相次ぐ脱退…
デビューして以降順調に活躍をしていた彼らだったが2006年SHINOBUの脱退が決まるとそれ以降2008年にはセルフプロデュースで楽曲制作を担っていたYUKINARIの脱退。YUKINARIの脱退発表と同時に、DAICHI,KENZO,TOMO,KIMI,KAZUMA,YORI,U-YEAHの7人が追加されDA PUMPは9人での活動をスタートさせるも2009年にはKENの脱退で8人で活動を再開するが2014年にはKAZUMAも脱退し7人での活動となる。
ショッピングモールツアーを経ての再ブレイク
2014年にKAZUMAが脱退し7人で活動をスタートすると彼らは心機一転ショッピングモールでの無料ライブを開催することに。その際のライブパフォーマンスを写真撮影可、動画撮影可、SNSへの投稿可としメンバー自ら「沢山撮って沢山SNSに投稿して!」とした事で彼らのパフォーマンスは各SNSに一気に拡散されていった。その後も20周年に向けて着実にライブ活動をしながらファンを増やしていく。
2018年3年半ぶりとなった「U.S.A.」のリリースが決まるとジャケット写真、MVが解禁されてネット上に出回ると「ダサかっこいい」と言う言葉や、サビで披露される「いいねダンス(正式名称:シュートダンス)」が瞬く間にSNSに拡散されていく。「U.S.A.」のジャケット写真やMVに即座に反応を見せたのは「ハロオタ」と呼ばれるモーニング娘。等が在籍する「ハロープロジェクト」のファンで「U.S.A.」のリリースイベントでコールを行うなど今までのDA PUMPにはなかった新しい応援方法を開拓。発売日に行われた「U.S.A.」のリリースイベントでは、イベント会場でモーニング娘。のメンバーが舞台をする事もあり、ハロオタの人も多く集まり、DA PUMPファンとハロオタでのコールが鳴り響いた。
その勢いそのままに2018年の下半期は数多くの音楽番組やバラエティー番組に出演することに。
2018年10月10日には東京国際フォーラムにてライブを行う。
2019年6月13日,14日には2002年以来の日本武道館でのライブを行い、7人体制になってからは初の日本武道館のステージに。新メンバーが追加されてから10年の時を経ての夢をかなえることになる。
6人体制でスタート
「U.S.A.」の勢いのまま続々とリリースを重ね、2021年3月17日にリリースされた「Dream on the street」ではシングル初のオリコン1位を獲得する。「Dream on the street」のMVにはメンバー自身が一緒に踊りたいダンサーに自ら声をかけると集まったメンバーは皆日本、世界トップクラスのダンサーが集結したMVに仕上がりそのMVも話題を生んだ。しかし、2021年4月をもって最年少メンバーであるDAICHIの卒業が決まり、同年5月からは6人でのスタートを始めた。その6人もすぐに動き始め、配信曲でありがなが「Oh! My Precious!」をリリース。6人体制のDA PUMPも目が離せない。